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ロケットリーグ、音ゲー、ぷよについて書こうとしてたんだ。当初はね

【ロケットリーグの本質を考える会 第1回おまけ】 『パワーショットで勝つには?』『(本編)キャラコン練習のための練習のすすめ』

この記事ではかめかにかえるがロケリの本質について考える。第1回とかシリーズタイトルとかは1秒で考えたので別に2回目があるかどうかとかは知らん。が、テーマに関しては有意義な文を捻出した。本日のテーマの前にまず自己紹介。

 

現在のプレー時間はおよそ4000時間。ランクはだいたいGC1。OCEのGC1強すぎて勝てない。USWはピングが嫌だなあといった感じで回してない。大会実績は特にない。有象無象のプレイヤー。d3〜c2、3くらいの方向けにリプレイフィードバックやってます。興味のある方はTwitter、Disccord等でご連絡ください。Twitter@Momi_P_official

 

この記事は前回の記事のおまけの部分であったのだが、あまりに2つ目の題材が重すぎて文章量がすごいことになったので、要旨をわけるために別の記事に切り離すことにした。

前回はこちら:

【ロケットリーグ 本質情報を考える会 第1回】 なぜパワーショットができるのにランクが上がらないのか? - 老人SDVXホーム

 

 

 

 

『強い球を飛ばせば勝てるロケットリーグ』の勝ち方と上達法

前回の記事を読んでじゃあこれでどうやって勝てっていうんだ! ってなった人。優秀です。

僕が3秒で考えたやり方を書いておきます。本当に3秒で考えたのであんまりあてにしないでください。本当に考えるのが嫌になった人向けの最終手段だしクソめんどいです。

 

まず理想の強打理論を作りましょう。極端でいいです。『すべての球をサイッキョーの強さで打つ』はい。これで完成。これ、どれだけできてますか? 実際に自分のリプレイで見てみましょう。きっとダイヤでもチャンプでも無理だと思います。(そもそも打つべきでない時もあります)そのうち『最も簡単そうに見えるのに、最もマヌケに失敗したやつ』を見つけてください。なんかテキトーでいいです。なんか打てそうだったけど失敗したやつでもいいし弱く打ってしまった球全部でもいいです。


それ、『強く打てるようにしてください』強く打てれば勝てますから。


おすすめの練習方法はミスった時の再現のカストレを作ることです。僕もこれいっつもミスるなって球はカストレ作ったりします。めんどいけど効果は抜群です。

もう少し考える気力がある時は『どうして失敗したのか。どうやったら成功するのか』検討してください。立ち位置が悪い。スピードがつきすぎてた。そもそも難しい。など、理由は様々です。上手い人に見てもらってもいいです。ていうか見てもらえ。なんなら自分で作ったカストレで正解見せてもらえ。1番楽。

1度ミスった球はもうだいたいミスらないし強く打てるぞ! ってなると勝率上がると思います。加えて思考停止でカストレしても最初は技術力は上がるので余計なこと考えず無心でできていいかもです。

 

おススメ!(本編):おまけにしては長い、『最終的にうまくなるロケットリーグとの付き合い方。キャラコン編』

先に結論を書こう。

「どんな技術でもとりあえず段階を踏みつつ全部練習しろ。完璧にできるようになれなくても、練習自体が君のキャラコンの糧になって、最終的に君は最強になる」

 

(*この記事では初心者を始めたてからプラチナ程度。中級者をダイヤ程度。上級者をチャンプ以上とくくります。それより上はみんな超上級者!!!!!)

 

1、すべての技術に感謝

さて、「おまけ」の手法はあくまで強打理論にのみよって上達する場合。つまりおよそダイヤに上がるまで位しか通用しない上達法になる。何度でもいうが、強打理論は「上級者にはあまり通用しない」という致命的な欠点がある。みんなボールの処理がうまくなったり、ドリブルや個人技を止める関係でスペースを与えてはいけなくなったりして強打理論の立ち回りをつぶされるからだ。

つまり強打理論はブロンズからダイヤまでの特急券でしかなく、最終的にそれ以上を目指すなら強打を前提としたうえでそれ相応の技術や立ち回りが要求されることになる。

 

ではどうすればいいのか?

 

ここでは立ち回りは置いておいて技術に目をつけよう。おおよそゲームの操作センスに圧倒的なハンデを背負っていない限り、初心者~中級者の一番の効果的な伸びしろとは練習に対戦相手を必要としない技術だからだ。

 

まずは目標をめちゃくちゃ高く持ってきてプロレベルにする。

プロレベルの超上級者とそれ以外を技術という観点で振り分けるなら、すべての技術を簡単にこなせるかどうかで分けることができる。つまり、超上級者になりたかったらすべての技術を網羅してちゃんと実戦で簡単にできるまで練習しろということだ。あたりまえ極まりないし、不可能すぎるしこんなこと真面目に考えてたら正直心が折れると思う。

でも安心してほしい。

完璧にできなくても、練習するだけでも価値があるのだ。

次の項で例を見よう。

 

2、エアドリ(任意の個人技)のススメ

僕はある程度飛べるようになった初級者こそ(プラチナ程度、やりたいならシルバー程度からでもいい)エアドリに手を出してほしいと思っている。もちろんすぐに完璧に簡単にできるようになる必要はない。姿勢は汚くていいしボールタッチも2回できてめっちゃ喜ぶくらいでいい。ただ、最終的にきれいなエアドリを目指し続けさえすればそれでいい。

なぜエアドリを推すかというと、たくさんの複合的なキャラコンを要求され、それをほかの技術に還元することができるからだ。

 

それにはエアドリの成り立ちから説明する必要がある。

「ボールを適切な強さで壁に流す」

「ボールを追いかけ、適切な距離を保つ」

壁で適切なタイミング、角度、場所で切り離し、適切なタイミングでジャンプする」

壁から飛んだらすぐにエアロールで姿勢をボールに向け、できるだけすばやく、優しくタッチする」

「ボールのやや下側をゆっくり押しはじめ、ずっと保持するように飛び続ける

これらのたくさんの要素ができて初めて綺麗なエアドリができる。(特に役に立つし大事なものは太字にしてみた。でも細字のところも大事)

ほかの技術に還元できる要素を箇条書きしてみよう。

  • 切り離しがうまければうまいほど、ほかの壁での個人技やプレーに活きてくる。
  • 適切なエアロール操作を覚えることで、着地や壁からのエアリアル、および普通のエアリアルの精度を上げることができる。
  • 空中でのキャラコンが上達し、エアリアルの精度やジャンプして打つ球の精度を上げることができる。
  • 優しいタッチを覚えることで、本来強く蹴るべきではない場面でしっかりボールをコントロールできるようになる。(これはパスや空中トラップ、リセット等に活かされる)
  • 壁で走ることになるので、単純に壁での操作の入り口にもなる。
  • 壁でボールをタッチすることになるのでスピードを上げたり角度を壁でボールを打てることになる。
  • 壁への入射角を気を付けないといけないので、地上のキャラコンも要求される。

などなど、枚挙にいとまがない。

エアドリの練習とはこれら『キャラコン』の要素の練習であり、けっしてエアドリだけのための練習ではない。それが、僕がエアドリを推す理由だ。(ちなみに壁からのやつを想定したが、地上からでも壁の要素が減る代わりに地上の要素が増える)

 

前文の赤字部分は、「エアドリ」の部分を「任意の特定の技術」に置き換えることができる。これがこのおまけで僕が一番言いたいことだ。

 

注意してほしいのは不用意な背伸びを推奨しないということと、ちゃんと最終的にはその技術をマスターする必要があるということだ。

この記事を見て、空中で止まっているボールにあたることもできないのにエアドリを練習しようとか、エアドリもできないのにダブルリセットマスティーダブルを練習しようとか、そういうのは違う。まるで役に立たないとまでは言わないが、ものすごく非効率だ。背伸びは適度にしないととても成長が遅くなる。

そしていつまでもできなくていいわけではないことも忘れてはならない。何度でも繰り返すがすべての技術はいつかは簡単にできるようになる必要があるし、そうならないとキャラコンが上達したことにはなりえない。ある程度現実的な技術(リセットや空中トラップなど)に関してはこれを肝に銘じたほうがいい(自戒)。

 

3、さいごに

まず、上記の上達法は「ランクを今すぐ上げる」ということをガン無視した内容であることに気を付けてほしい。「目の前の敵を倒せるようになる練習、今すぐできる必要のある技術の練習」ではなく「いつかできないといけないことを、あらかじめ練習することのメリットの説明」にすぎない。

そりゃあエアドリをめちゃくちゃ練習したところでプラチナの人が急にダイヤにはなれないことくらい想像がつくだろう。でもだからといってパワーショットだけやっていても長期的に見れば必ずどこかで行き詰まる。

短期での目標、そして長期での目標に気を付けながら、何を優先すべきかきちんと考えたうえで練習を行おう。

 

それでは結論を繰り返す。

「どんな技術でもとりあえず段階を踏みつつ全部練習しろ。完璧にできるようになれなくても、練習自体が君のキャラコンの糧になって、最終的に君は最強になる」

 

本日はここまで。あなたの成長が少しでも早くなりますように。

【ロケットリーグ 本質情報を考える会 第1回】 なぜパワーショットができるのにランクが上がらないのか?

この記事ではかめかにかえるがロケリの本質について考える。第1回とかシリーズタイトルとかは1秒で考えたので別に2回目があるかどうかとかは知らん。が、テーマに関しては有意義な文を捻出した。本日のテーマの前にまず自己紹介。

 

現在のプレー時間はおよそ4000時間。ランクはだいたいGC1。OCEのGC1強すぎて勝てない。USWはピングが嫌だなあといった感じで回してない。大会実績は特にない。有象無象のプレイヤー。d3〜c2、3くらいの方向けにリプレイフィードバックやってます。興味のある方はTwitter、Disccord等でご連絡ください。Twitter@Momi_P_official

 

 

 

本日のテーマ:なぜパワーショットができるのにランクが上がらないのか?

強打理論 :「パワーショットができれば勝てる的な理論」を意味する

忙しい人向けの結論

強打理論は人に教える人と教わる人の間でのどうしようもない実力差により生まれたもの。なので、実践する場合は強打理論を漠然と文脈だけで理解して行動するのではなく、具体的に何が強打理論としての成功なのかを考え、自分は何に失敗しているのかを確認しながらプレーする必要がある。逆にそれができなければ勝てない。


自分で書いてて無理だと思うけどこれだけで理解できたら下は読まなくていい。伸び悩んでる君はおまけのところでも見よう。

 

1、強打理論の概要と限界値。そしてシルバーだった僕の叫び。

ロケットリーグ において「初心者が勝つためにはどうすればいいか?」という至極漠然とした問いの一種の正解(?)とされている「パワーショットができれば勝てる」という理論がある。

小泉構文になって申し訳ないが、これは本当に「しっかり下がってパワーショットで強い球を相手側に無限に打つことができれば勝てる。少なくとも勝ちやすい」という意味だ。

ちなみに僕が尊敬するプレイヤーのKanraさんのノートにもこうある。

(○○のランクから上がらない。どうしたらいいですか? の~プラチナ のところ)

まずはボールから一旦離れます。ブーストを使ってボールに近づきます。先端にヒットさせつつフリップ(ドッジ)します。できればバウンド直後のボールを狙い、ボールを撃つまではブーストは使いっぱなしです。
そうすると強く撃てます。チャンスボールができます。得点します。勝ちます。

Rocket League よくある質問 FAQ|Kanra|note

なぜこれが勝ちやすいのかというと、強い球をブロンズ〜ダイヤ(最近ではチャンプの人でも)くらいのひとは適切に処理するのが難しく、上記のように打ち続けることができればチャンスが大量に転がってきて得点しやすいからだ。


この理論に則ったプレーのみでどこまでいけるのだろうか?


なんとなくの予想ではあるが、GCは絶対無理だしチャンプもうまくやってワンチャンあるかないかくらい。現実的にはダイヤくらいまでが限度だろう。というかおまけのところに書くが、プラチナ3~ダイヤまで来たら強打理論にこだわってないでいろいろな技術を練習してほしい。(わかる人向けに話すと、ドリブルや個人技にめっぽうメタられる。相手からしたら下がってればスペースもらえて無限にパスが来るし相手が一生ドリブルしない)

ということは、おおよそダイヤまではそれで行ける。


ん? まてよ……この理論を知って100時間程度遊んでたの僕のランク……なんとシルバー2である。もちろん真面目にパワーショットを練習しているが、正直……ね? ダイヤとか無理でしょ? って感じだった。

そしてこの理論に対して多くの人がこう思う、あるいは思ったことがあるのではないだろうか?「パワーショットできとるが???? 俺、まだ〇〇(任意のダイヤ未満のランク)なんやが!? この(*とても綺麗な日本語スラング)!!! 大嘘つき!」


ある程度上手くなってから鑑みるとこの発言は正解であり不正解であるのだ。

 

2、強打理論が必要な人の多くが理解できないこと、および省かれていること

なぜこんな不和が起こるのか?

それはブロンズ〜ダイヤクラスの方々は、「強い球を打てば勝てる」の一文に込められた膨大な意味や思慮を読み取ることが難しいからだ。つまり強打理論の発信者と受信者との間で認識にどうしようもないほどのズレがある。


簡単なところから行こう。ブロンズが打つパワーショットとGCが打つパワーショット。どちらが安定性を保てるだろうか? GCは試合中『フリー』(せり合う敵がおらず、時間に余裕があるとき)で『簡単な球』(跳ね読みや、壁反射読みが単純で、姿勢が良くブーストが潤沢)ならばおよそ100回打ったら97回程度は確実に理想的で思い通りなショットを打てるだろう。ていうか打てなきゃいけない(一敗)

ではブロンズは? 君でもいい。君は100回打って何発思い通りに打てるだろうか?


シルバー2の僕はたとえフリーでも30球も理想的に打てればかなり調子がいいだろう。


当然、強打理論行使者は、100発100中を要求している。少なくとも『簡単に勝つには』80球はゴールの高さをこえ、初速が100km/hをこえるパワーショットに成功しなければならない。おおよそ簡単そうならどんな球でもだ。これはプレー時間が少ない諸兄にとって大きな壁になると思う。強い表現で書くが、ここまでできなければ強打だけでダイヤチャンプなど夢のまた夢だ。


そしてかしこい人はもう気づいてしまったかもしれない。『簡単な球』というものの程度はその人の実力に大きく左右されてしまう。少なくともブロンズとGCの『簡単』にはあきれるほどの差がある。


このように僕じゃなくてもある程度上手い人が掘り返せばいくらでもボロが見つかる。右も左もわからない初心者には『ボールを簡単にする待ちかた』も『簡単だと思えるボールを増やす方法』も『簡単じゃない球が来た時どうするか』もわからないし、そもそも『自分が理想的なショットを高い確率で打てていないこと』すらもわからない可能性がある。しかも強打できたところでシュートできなければ勝てないしゴールを守れなければ負ける。その結果「パワーショットはできるのにランクが上がらない! 強打理論は嘘っぱちでなにも本質ではない役に立たないアドバイスだ!」という気になる。


ぶっちゃけ僕もそう思う。

 

3、強打理論はなぜ生まれた?

ではなぜこの嘘みたいな理論がまかり通っているのか? あるいは自信満々にそう言い続ける人がいるのか? 

理由はふたつある。


ひとつ。認識にズレが生じたり、省かれる言葉こそ多いが、強打理論そのものはまちがっていないからだ。こんなにボロクソに書いている僕ですら、この理論は否定できないし正しいと思う。誤解を生む表現になってしまうが「だって勝てるじゃん。100%理想的なパワーショットうちまくってたらさ。ダイヤくらいいくらなんでも余裕よ」となる。(もちろん、ディフェンスやシュートなどその他ができるのは『前提』である)

 

ふたつ。それは認識のズレを説明すると量が膨大になって大変だったり、そもそも頑張って全て説明したところで理解が難しいからだ。2の最後らへんに書いてあることがだいたいこれ。強打理論は人に教える人と教わる人の間でのどうしようもない実力差により生まれたものだそれを埋めるためには、言葉を省略し、単純な文章に落とし込むしかなかったのだろう。現に偉そうに書いている僕だって、初心者に全て理解できるように説明しろと言われても不可能だ。


これらが合わさって、「否定したいし(実際上のランクでは通用しない)口が裂けても『パワーショットできれば勝てる』なんて言いたくないが、短く言うならそう言わざるをえないよね」となる。


そう、「教わる人」と「教える人」とで実力差があるからこの言い方はしかたがない。これに尽きる。


結論をもう一度繰り返す。


強打理論は人に教える人と教わる人の間でのどうしようもない実力差により生まれたもの。なので、実践する場合は強打理論を漠然と文脈だけで理解して行動するのではなく、具体的に何が強打理論としての成功なのかを考え、自分は何に失敗しているのかを確認しながらプレーする必要がある。逆にそれができなければ勝てない。


本日はここまで。ありがとうございました。あなたが少しでもうまくなりますように。

 

本来、この記事にはおまけがつく予定だったのだが、あまりに量が膨大になったため、要旨をわけるために別の記事に切り離すことにした。

こちら:

【ロケットリーグの本質を考える会 第1回おまけ】 『パワーショットで勝つには?』『(本編)キャラコン練習のための練習のすすめ』 - 老人SDVXホーム

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やっぱNIはクソ。

基礎練習は大事

 

 基礎練習は大事だ。ダイヤ3地獄を抜けるためにやった練習を書いていく。今やってることも多少入っている。

トラップ BC0B-D18F-75AB-58D0

→トラップは偉大だ。これができるだけでキャリーの成功率がぐんと上がるし失点率もぐんと下がる。それだけボールを雑にうたずに保持するという行為は強いと思う。

 正直1本目だけを練習し続けるだけでもかなりうまくなれる。2本目もちゃんと意図通りにできれば完璧。3本目以降は応用なので流すようで大丈夫だと思う。

 

やり方

 相手がすこしスペースを開けて待っている状況。流れてきたボールをトラップして攻めていきたいと仮定する。トラップをし自分がすぐに触れて、なおかつ前へ運べるor必ず50/50が取れる状況なら成功、それ以外はすべてダメとして、反省を繰り返し、練習した。(よくわからないときはボールがどこにもバウンドせずかつすぐ触れるかどうか? のみの指標でよい)

 練習していなければ、1本目を安定して綺麗にトラップするだけでもかなり難しく感じるはずだ。コツはボールと車体との速度をきちんと合わせること。遅すぎても速すぎても綺麗なトラップはできない。綺麗でなければ何がいけなかったか反省したうえで必ずやり直すこと。綺麗に出来たら何がよかったかも意識しておくとよい。

 すぐ触れるやり方は、壁へ転がすのとその場で止めてしまう2種類があると思う(それ以外があったら教えてほしい)。両方を場合に合わせて使い分けられるよう練習しよう。

 慣れてきたら、いろいろな種類のトラップを意図的にできるよう試合で実践していこう。トラップで相手をかわしたり、逆に強いトラップ(?)で相手を動揺させたり、たくさんこなしてみると面白い。3vでも必須のテクニックだと思う。

 

グラウンドショット 6EB1-79B2-33B8-681C

→最も基本的な技術なのに誰もが敬遠してそうなトレーニングだ。僕の知り合いのGCは隙があればどんなにきわどいコースでもめちゃくちゃ強くグラウンドショットを決めてくる。強く打ちやすい車体なのもあるかもしれないが、絶対にこの技術は上手くなるうえで必要だと強く思って練習を始めた。

 このトレーニングにおいて、ゴールに入れるのは当たり前だとして、大事なのは打ちづらいと思うコースをひたすらにつぶしていくことだ。特に転がるボールの高さの調整はとても難しい。2本目を安定して強くゴール左上の角にうてるなら相当な上級者だろう。終盤のリダイレクトじみたやつは、こんなので苦しむくらいなら基礎を固めたほうが絶対にいいので無視してもいいと思う。僕は楽しいからやっている。

 この技術を練習していくと本当に応用が効きやすくて、当たり前だがきわどいシュートをめちゃくちゃ強く打てるようになることが増える。

         つまり、勝てる!!!!!

 

ドリブル

いいか、今日からボールは君の友達だぞ。

→シルバー帯の時にドリブルをよくされたことを思い出す。でもゴールドからはドリブルをする人がいなくなった。雑に強く打つほうが強い行為に錯覚していくからだ。(このランク帯でもドリブルは十分強い)しかしダイヤくらいからただ強く打ち続けても敵にパスするだけになる、なおさら強く打てない状況から簡単にボールを手放してしまうのは最悪のケースだ。そこでドリブル。

 バウンドドリブルがいかに強いかは説明するまでもなくかんらさんの動画にある通りだ。ドリブルといえば頭のせがポピュラーだけどふつうに転がすドリブルも強い。noob drribleというワークショップがあるのでまずはこれから練習してみてほしい。ドリブリングチャレンジは頭乗せの練習として最適。ボールと真の友達になれる。

 でもボールを持って運べるだけでは50が必ず取れるというところが強いが、それだけではめちゃくちゃ強くはない。意図的に相手をかわせて、初めてめちゃくちゃ強い技術になる。そこが難しいところ。

 意図的に相手をかわす方法は大きく3つ。ボールを打つ、フェイク、そしてドリブルの方向を素早く曲げることだ。ボールを打つのはフリックを練習すればいい。フェイクは相手とボールの距離感に気を付けて実践で練習してみてほしい。

 そしてここで語りたいのは3つ目。すばやく曲げるドリブルだ。フリープレイで練習するのがいいと思う。行きたい方向へドリブルし続けるだけ。でもそれがむずかしい。試しにグネグネと画像のように左右に曲がりながら自陣ゴールから敵陣までドリブルしようとしてみてほしい。これがいかに難しいかよくわかるはずだ。もちろん画像の通りに完璧にできなくてもいいと思うけど、練習するだけでドリブルの質は劇的に向上すると思う。

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 コツとしては頭乗せの応用でボールを車体の端で少しだけ浮かせながらそのまわりを抑え続けてあげると早い旋回をしやすい。つまるところまずはブーストを使わないで長く頭乗せで曲がりながら走り続ける練習をするのがいいと思う。練習のコツはマジでブーストを使わないこと。僕はドリフトドリブルを練習する傍らにこの技術を習得した。

  ドリブルを練習し続けているとマジでボールと友達になれたような感覚がする。

 ※余談だが、実際のところほとんどフェイクかフリックで事足りてしまう。でもそれ以外の選択肢を持てるだけでもまず強いし、この練習がボール込みの地上の車体制御の練習において非常に効果的であると思う。だって頭乗せの練習だしね。

 

フリックショット

 かんらさんの動画を参考にするのが早い。

youtu.be

 動画通り斜めからのショットを練習しよう。ばっけすを使うととりあえずフリックだけの練習はできるけど、スムーズな頭乗せへの移行は練習できずにそこが落とし穴になるので気を付けよう。スムーズな頭乗せができないせいでフリックがすぐに打てないという事態は多い。

 コツはスピードを出さないこと。そしてちゃんと練習してる人は知っていると思うが、頭乗せでブーストを使わずに安定して運べる場所と(種類にもよるが)フリックをちゃんと打てる場所は違う。そこを丁寧にコントロールするのはけっこう難しい。

 そこを意識して練習するとより実践に活きると思う。

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なんと地上の技術しかない。空中は空中オールスターをひたすらやっていただけだからだ。でもそれだけ地上の基礎技術が味方をキャリーするうえで大事なんじゃないかなと思う。

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ここからは基礎から逸脱した内容だ(でも基礎的な気もする)

トラップの応用:壁トラップと空中トラップ

またトラップだ!! またトラップだ!!

  トラップは偉大だ。そして深い。

 シャドウディフェンスをやったことがあるだろうか? ディフェンスの技術においてとても重要なものだ。シャドウディフェンスは強くクリアしても強い、なんならシュートを防げるだけで君の仕事は十分とも言える。でももっと強いのは空中でトラップし、自陣バックボードに着地すると同時にボールを保持する方法だ。そこからさらに自分で安全なところまで運べることを担保できるというのは非常に心強いし、仲間が戻ってくる時間を稼ぐこともできる。

 空中トラップは攻めにも使える。先日のKikc OffでのチームiXAの動きを見てほしいのだが、壁際の空中でボールを上に浮かせるように止めて、自分は近くの壁へ着地、そのままボールに飛んで行って次のプレーを素早く行うという個人技がよくみられる。僕はまだ全然できる気がしないが、これは止めるのが難しくてとても強いとおもう。

 練習用カストレは鋭意作成中。

攻めの空中トラップは以下のような動き。

 

 

 もう少し簡単なのが壁トラップだ。やり方は簡単。壁に張り付いたままトラップするだけ。もちろん、そこからすぐに自分で運べることが条件だけどこれは壁の低いところだと難しい。でも壁から弱く蹴飛ばすよりは安全だし、高いところで壁トラップができるとそのままエアドリで安全に降りるかけりなおすか味方にカバーしてもらうか、最低限敵に超きついアングルシュートかパスを強要するということができる。

 こちらは壁クリアのカストレで練習できる。個人的にエアドリ、シーリングのどちらかが選択できると最高。ゴーリーレーニングだとボールがすぐに消えてしまうのでストライカーを探すと吉。なければ作ろう。

 

空中トラップも壁トラップももっといい使い道があるかもしれない。もっといい使い道があったら紹介してほしい。

ドリフトドリブル

ドリフトドリブルは……使いません

  コーチング中にかんらさんがこうおっしゃられた通りふつうは使わない。というか360°を実用する日なんて永遠に来ない。ただ、練習は役には立つと思う。どうしてもボールを素早く曲げたいときはドリフトを使うと小回りで急にボールを曲げることができる。以下に実践例を載せておく。めっちゃ地味で分かりづらいけど、車体の向きが急に変わり、ボールを急激に相手の予測していない方向へ飛ばすことに成功している。

 

https://twitter.com

  ドリフトをドリブルへ応用するのはかようにして強いと思う。ちなみにこれはどうせゴール前で止められたらブースト差で失点すると思ってリスキーに攻めている。

 ちなみにこれは調子に乗ってる人の例。実践ではこんなの決まるわけがない。

  練習はもちろん360°ドリフトドリブルの練習である。車体のスピードの調節がキモだ。慣れてきたら調子に乗ってる人のまねをすると面白い。

 

ほかにもいろいろ練習したと思うが今日はもう疲れたのでとりあえずここまでにしておく。

Momi_P_official/status/1281607944627355654?s=20

 

 

プラチナ1→チャンプダイヤへ

 プラチナから気づけばチャンプ1まで最高ランクが伸びていたのでまた何をやっていたか忘備録程度に書いていく。記憶があやふやなので少し時系列がおかしいかもだけどまあ納得できる文章だと思う。

 

プラチナ→ダイヤ

 プラチナ3までは思いのほかあっさりだった。仲のいい人たちとパーティを組み、こちらは立ち回りを気を付けてれば仲間が点を入れたり、チャンスを作ってくれてキャリーされたからだ。

 もちろん練習を怠っていたわけではないけど、あんまり真剣にトレーニングしていたかといわれるとびみょう。空中オールスターやエアドリとバックボード、リダイレクトとクリアのトレーニングを日替わりでやる感じだったと思う。

 

 プラチナ3→ダイヤ1は少しかかったが、立ち回りが信頼できるフレンドとパーティを組んだら楽々ダイヤになれた。まだ技術力よりも雑なパワーショットと味方と被らない立ち回りで勝てるランク帯だと思う。

ダイヤ1→ダイヤ3

 またキャリーされた。バックボードが信じられないほどうまい味方と、ちゃんと立ち回ってくれる味方とパーティを組んだ。そりゃあ勝てる。最高MMRが1174くらいまで跳ね上がった。この間特に技術が成長した覚えはない。

 そしてここから地獄を見ることになる。

ダイヤ3沼地獄期

 勝てない。圧倒的に勝てない。ダブルスもスタンダードも1180~1190程度までは行く。そこから全く勝てない。あと一勝でチャンプが見えるレートまで行ってもそこから転落することを3度もやったし、ダブルスに至っては一度プラチナ2まで落ちた。

 真面目にランクをやるのがとても馬鹿げてるように思えた。それもそのはず。技術力が全く成長していないからだ。技術がないから立ち回りがかみ合わない味方が来た瞬間負ける。味方頼りの立ち回り。勝てない。

 確かこの辺でかんらさんのコーチングを受けた。ダブルスでぼろ負けした試合を見てもらって、敵が近くにいないときにトラップしてボールを保持するという発想を教わる。また前回言われていたバウンドドリブルを全然習得できていなかったことがとても申し訳なくて猛特訓する。

 敬遠していた1v1で練習したバウンドドリブルを試しまくって負けまくる。トラップも練習はしていたし、やればできるつもりでいたのに実践では全く使い物にならなかった。ものすごい絶望感を味わった時期だった。

 

これはダメだと一度すべての応用練習をやめてすべての基礎練習に走った。

最近やっている基礎練習も併せて、たぶん、ためになる内容だと思うから別記事に書いておく。

 

 試合はとにかく1v1をやった。野良2vも野良3vもはっきり言って味方がたわけだ(僕も随分とたわけだ)。なら仲間なんていらない。1vだ。1vで心が折れたらカジュアル3vをやった。ランクじゃないカジュアルがどれほど精神にいい効果を出したかは計り知れない。少し経ってゴールド帯にミス数で圧倒的に勝てるようになったら1vはプラチナへ行けた。地獄のようなランク停滞にもしかたないと割り切れてきたところだった。

 

ダイヤ3俺はうまいぞ時期

 勝てる。勝てるのだ。もちろん、立ち回りがうまい味方とパーティを組んでいるから!!!!

 それでもなんとなく自分が要になれている気がした。なにかといい状況を自分がつくったりいいシュートを自分で打てたりしている。それもこれも基礎練習のたまものだと思う。はっきりと自分がダイヤ3を魔境にしていると思った。思い上がりもいいところだけど。

 この辺でC3の知り合いにダブルス勝てねえ~~~と泣きついてコーチングを受けた。トラップ一辺倒だった僕はすっかりとパワーショットの強さを忘れ去ってしまっていた。強いクリアは打てるだけでつよい。当たり前だけど大事なことだ。強いクリアを打つために必要なポジションを教わった。とても簡単なことでバックポストに戻るだけだ。

 そして自分のミニブーストの収集率の悪さも指摘されたこれは練習しているつもりだったけどまったくもって練習が足りていなかった。指摘された日のうちに猛特訓した。

  

チャンプダイヤへ

https://twitter.com/Momi_P_official/status/1265651347157737472?s=20

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 初めてチャンピョンになれた。とても嬉しくてうれしくてしょうがなかった。昇格戦は緊張しすぎてほとんどいい動きができなかった。本当にキャリーしてくれた味方に感謝した。

 この辺のランク帯に入って壁からボールを運ぶ技術がとても不足していると思って壁と友達になろうといろいろ練習してみた。今も練習中だ。

 立ち回りもいろいろと模索中。基本的に自分はボールを保持しながら安全に運び、敵の甘いクリアをミドルの味方へ上手にパスすることが多い。代わりに自分でドリブルしているボール以外はシュートがヘッタクソだし、味方からのパスを受け取るのも下手だ。なんとかしたい。

 

 

https://twitter.com/Momi_P_official/status/1265651347157737472?s=20

https://twitter.com/Momi_P_official/status/1265651347157737472?s=20

プラチナまでの歩み

せっかくプラチナまで来たので何ができなくてどういう練習をしたらブロンズからここまで来たのか書いておく。

 

ブロンズ

→特に停滞を感じなかった。ボールに触れないことが多かったが、ポジションを理解し、打ちやすい場所で待つことを覚えると飛躍的に触れる確率が上がった。

 

シルバー

→めっちゃ停滞した。特にシルバーIIIからゴールドへ行くところが鬼門だった。鬼門すぎて簡単なエアリアルを覚えてしまったほどだし、なんなら空中制御のワークショップをしこたまやっていたのもこの時期だ。

あまりに停滞がすごいと思ったのでKanraさんにコーチングを依頼。

空中トレーニングとトラップ、地上の技術向上を勧められ、実践。

空中オールスターの精度をあげるかたわら、頭乗せワークショップも開始。

頭乗せワークショップのLv5到達までが大体安定してからゴールドへ上がった気がする。Lv5まぐれクリアが見えるか見えないかまでやってたら、地上での車体制御力が著しく成長した。

この辺の成長度合いが凄まじくてプラチナIくらいに混じっても普通に試合ができているような感触があった。プラチナIの知人とパーティを組みゴールドへ!

 

ゴールド

→IIIまではトントン拍子で止まらなくて逆になんか怖かった。それほどに地上の技術が大事なのだと思わされた。地上ができない、先端に当てて強く飛ばせない、トラップができないなどの味方と組むとそれがはっきりわかった。

ゴールドIIIくらいだろうか、ダブルスに初心者狩りがいるわゴールドIIIソロ3人(味方が地雷)vsプラチナパーティとかにあたって憤慨してた気がする。そのせいで?プラチナIは結構鬼門に感じた。特に3v3ゴールドIIIの人は地雷が多い印象……まともに立ち回ってくれた人がいなかった気がする。

技術系としては頭乗せチャレンジLv5踏破が安定しだしてLv7でクソゲーっぷりを思い知らされてやめた。空中トレーニングはルーチンとして毎回続けていたが、精度が日によってバラバラすぎて少し悩んでいた。また、しょーごちゃんねるさんのエアドリのカスタムトレーニング、かんらさんのトラップのカスタムトレーニング、及びパワーショットのカスタムトレーニングを始めた。

エアドリはValkunならできるようになっていた気がする。

 

プラチナ

→念願のプラチナへ行ったが自分の感触はゴールドからあまり変わっていなかったので、純粋に地上トレーニングや空中トレーニングで急成長したんだなあと感じた。それと同時にこれから覚えるべき技術の多さと難易度にタジタジしている。

相変わらず地雷みたいな味方は少なくなりつつあるがまだいる……ひどすぎて一度没収試合をした……

壁エアドリの玉だし、フリックショットのバリエーションを増やす、sensiを考え直す、背面制御の練習をする、バックボードの練習をする、etcというようにやることが目白押しだが、最近は背面制御と球出しができるようになったのでバックボードに集中するつもり。ダイヤの人たちはとにかくバックボードが上手いような気がしたので力を入れていきたい。